冷たく拒否されると追いかけたくなる男心
男と女の恋愛心理学 ＞ 男心と女心をつかむ心理学 ＞ 冷たく拒否されると追いかけたくなる男心少し理想を下げれば、デートに付き合ってくれる女性が いるものなのに、必死で無理めな高嶺の花の女性を追いかけてしまう男性がいる。 「嫌よ」と言われると、どうしても「イエス」と言わせたくなってしまうのが男心の 奥底にある。これは男の本能的な願望の一つの征服欲求に根ざした心理のようである。 基本的に男女の恋愛関係は、男性が女性にちょっかいを出したり、デートに誘ったり アプローチしたり、自分の能力を披露したりして彼女を捕まえるという関係の方が一般的である。 男は女を「支配」したい、 「征服」したいという心理を持っており、 女性を従わせるという形で手に入れたがっている。 女はどちらかというと恋愛では相手の出方を「待つ」という受け身のしぐさや態度 であることが多い。食事や映画に誘うのも結婚指輪を購入し様々な演出の 工夫を凝らしてプロポーズするのも男ということに社会的にも本能的にもなっている。 これは最近流行の言葉で表すと肉食系男子ということだろう。草食系男子は 逆に女性から捕食されるのを待つ恋愛に消極的で相手を支配や征服させようと言う 気はあまりないことから、男の性格タイプの見極めにもなる。 肉食系男子の方が嫉妬心や何かをしてやろうという、野望や欲が強い事が多いのだ。
女心にある「焦らし」テクニックも時には有効
女性はよく男性からのアプローチをすぐ許諾しないと言われている。 たとえ周囲からモテるような好きな相手だったとしても、すぐにオーケーすると 自分の価値が下がったような気がするし、どこかはしたないと感じる。 だから、もっとガンガン激しくアプローチして迫って欲しいと無意識のうちに 女心で考えている。それが、拒否もしないし承諾もしないという形の、曖昧な態度な女心になって表れている。 自尊心(プライド)の高い男は自分で目標となるラインを高めに設定し、 わざわざ多くの人から人気でモテるような美人、可愛い女性を追いかけ、 その目標を達成したことで、男としての優越感や喜びの心理感情を得ようとする。 極一部の話だが、プレイボーイやモテるイケメン男は、声をかければすぐに落ちてしまうような 軽い女性には魅力を感じないのだろう。簡単には落ちそうも無いツンとした女性を 口説いて、自分だけの表情をモノにすることに挑戦する。 プレイボーイでモテる男でなくても、誰にでもホイホイついてくるような 尻軽っぽい女性には女性としての魅力はあまり感じにくいものだろう。 彼女として恋愛候補には挙がるかもしれないが、将来浮気癖がつきそうな女性を 本命の結婚相手としては選択しにくいのが男心である。 頼まなくても隣に座ってくれる水商売の女よりも、 面倒なプロセスを踏んで苦労して口説かなければならない素人の方に男心を動かされるものである。 面倒であればあるほど、達成感は大きく、口説き落とした女性の価値が高く思え、 そして自尊心もますます高められるのだ。最後に一つ注意点があるが、 モテない男性にとっては、デートでも遊びでもホイホイついて来て貰いたいのが本音だろう。 ただし、女性側も誰彼かまわず付き合ってあげるのではなく、信頼できる人にならついていっても よいだろう。ただし本当に優しく信頼できるか、その判断は難しいかもしれないが。
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